2006年の記録J2で開幕を迎えることとなった神戸ですが、J2は48試合の長丁場です。主力の多くが残留しているので、優勝候補の一角にあることは間違いないのですが、得点力不足が懸念されるのが心配でした。J2のサッカーは、堅い守りからカウンターというのが主流で、過去にもJ2からあがって来たチームに苦戦を強いられたことを考えると、神戸には合わないのではないか?という不安があり、事実第1クールは7位とかなり苦戦を強いられました。 しかし、第2クールに入ると怒涛の快進撃が始まり、第3クール終わりにはなんと首位に立ちました。しかし、バクスター監督が家庭の事情により急遽帰国することになりました。それ以後は、ペドロコーチが実質的に指揮することになりました。しかし、10月21日に札幌以後は勝利することができず、11月の天王山、柏・横浜FCとのホーム連戦で連敗、結局3位でリーグ戦を終了しました。 ペドロコーチが更迭され、入れ替え戦は松田監督が指揮することになりました。2試合とも非常に厳しい試合となりましたが、神戸は1年でJ1復帰することができました。 J2は苦しい戦いが続きましたが、この経験が糧となって、今後はJ1でも優勝争いするチームとなってもらいたいです。 3月4日 対 草津(ウイング) ●0-3 昨年最下位の相手だけに、絶対勝つだろうと舐めてかかっていましたが、とんでもないことになりました。圧倒的に優位に試合を進めていただけに、こんな結果になる理由がさっぱりわかりません。 3月11日 対 愛媛(ウイング) ○1-0 今年J2昇格の愛媛相手ですが、前節の草津戦で大敗しただけに油断できぬところ。愛媛はDFラインをコンパクトにしていたので、なかなか攻められませんでしたが、後半12分ようやく近藤が今季初得点を決めてくれました。 本当ならもっと決定機があったので、3-0くらいにはしないといけなかったのですが、得点力のあるFWがいないので、そのあたりが大きな課題となりました。 それにしてもウイングで1年ぶりの勝利ですか? 4月1日 対 仙台(ウイング) ●0-1 試合内容は良かったと思います。特にエメルソン・トーメの起用で守備は安定したいたと思います。しかし、再三の決定機もなかなか決められない。 おまけにクソ審判池田はどうでもいいところで笛を吹くくせに肝心なところではスルーしまくり。後味の悪い試合となりました。 4月8日 対 札幌(ウイング)●1-2 本当に最悪な試合でした。開始早々に三浦淳のCKから北本が合わせて先制しますがここまで。後は札幌のやりたい放題にされ、62分右サイドを破られ同点ゴールを許し、その後は丹羽のオウンゴールで自爆してしまいました。 とにかく全体の足が止まっていて、中盤もスカスカ、パスは精度が悪くて通らないし、何もかもがダメダメでした。 4月22日 対 東京V(ウイング)○3-1 久々に快勝と言える試合を見ました。開始早々に三浦淳のFKから栗原が合わせて先制。その後も集中力を切らさず、前半終了間際に同点とされますが、後半開始早々にこの日誕生日のホルヴィが決めてさらに終了間際にも三浦淳が得たPKをホルヴィが決めてこの日2点目。まさにホルヴィデーでした。 5月20日 対 徳島(ウイング)○3-0 栗原の誕生日でしたが、まさにその誕生日を祝うがごとくの自身の2ゴール。それほどヤバイと思えるところもなく、3-0で快勝。これでチームは4位に浮上しました。 6月17日 対 山形(ウイング)○4-2 後半早々に3-0とし、完全に神戸の楽勝パターンと思いきや、ここで神戸の選手の足が止まってしまい、山形の猛攻にあってしまいます。3-2まで迫られ、逆転されるのを覚悟したところに田中英のスーパーゴールが生まれ4-2の勝利となりました。 7月12日 対 草津(ウイング)○3-2 前半カンジョに先制ゴールもすぐに追いつかれ、そして後半には1-2と勝ち越されるも、すぐに追いつき2-2の引き分けで終了かと思いきや、ロスタイムにCKから河本がヘッドであわせて勝ち越し。草津にやっと勝利しました。 7月16日 対 柏(柏)●0-3 J1昇格のための大事なゲームも、序盤から相手の外国人トリオに好き放題されたのと、DFがカードをもらいすぎトーメが退場となりました。 神戸は攻守ともにミスが多すぎ、今後に課題を残す試合となりました。 7月22日 対 徳島(鳴門)○2-1 序盤から神戸のプレーが非常に雑で、DFも再三徳島FWに突破を許され、何度かピンチを作ってしまいました。後半に栗原・近藤がゴールを決めて楽勝かと思いきや、逆に徳島の猛攻に遭い辛くも2-1で逃げ切りました。 7月26日 対 水戸(ウイング)○2-0 序盤はどちらもペースが握るわけでもなく、何度か危ない場面もありましたが、水戸には足が速い選手がいないので、安心してみていられました。16分に栗原が先制ゴール、そして後半ロスタイムには朴が決めて2-0で勝利!! 8月6日 対 仙台(ウイング)○1-0 8月最大のヤマ場であるこの試合、一点を争う好ゲームとなりました。50分に三浦淳のスーパーゴールにより先制。仙台の猛攻に遭うものの、この1点をなんとか守りきり、仙台から初勝利しました。 8月19日 対 愛媛(ユニバ)○1-0 前節試合がなかったため、2週間ぶりの試合となりましたが、前半はかなり動きが悪く愛媛の猛攻に遭うも、後半は中盤のシステムを変更すると動きが良くなり、61分に近藤が先制ゴール。この1点を守りきりました。 8月23日 対 鳥栖(鳥栖)○1-0 序盤に相手DFの動きが悪く決定機を何度も作るも得点できませんでした。後半に入り、混戦から栗原が先制ゴール。ホルビの退場など不条理な判定もありましたが、3試合連続の1-0での勝利でした。試合終了後には、神戸の勝利を祝う(?)花火が上がりました。 8月26日 対 東京V(ユニバ)○2-1 バクスターさんホームでの最後の試合で、絶対に落とせない試合でした。しかし、前半はミスがとにかく多く最悪な展開でした。1点先制を許した上に、丹羽が不用意な黄紙を2枚もらい退場し10人での戦いを強いられました。後半にガブリエルを投入すると、活性化し数でのハンディを全く感じさせぬ動きでなんと終了間際に田中英の逆転ゴールで2位を死守しました。 9月9日 対 札幌(ウイング)△1-1 初めてバックスタンドで観戦することとなりました。いつもゴール裏で声を出して応援しているので、何か物足らなかったです。 試合は、栗原が先制ゴールを放つも、その直後にフッキに決められ、結局同点のまま終了。選手もサポも得点直後は油断していたと思うので、やはり集中力は切らしてはいけません。 9月16日 対 徳島(三木)○4-1 この日も開始早々になんと先制点を許してしまう展開となりました。 しかし、北本が同点そして平瀬が逆転ゴールを決めるとそこからは神戸のやりたい放題となりました。キムテヨンが初出場にしてスタメン起用され、特に後半はいい動きを見せていました。 9月27日 対 鳥栖(ウイング)○2-0 芝が悪い影響からか、前半は前線にパスがほとんど渡らず停滞したムードでした。後半にアツがゴール前35m付近で得たFKを超スーパーファインゴールで先制すると完全に神戸ペースとなり、好調の鳥栖に2-0で快勝。 10月18日 対 山形(ウイング)○1-0 パスをつなぐ山形に対して、中盤がスカスカだった神戸は前線へボールがなかなか渡らず、苦戦しましたが後半ようやくアツのゴールで先制。レアンドロにはゴール前を脅かされましたが、なんとか勝利しました。 11月11日 対 柏(ウイング)●3-4 まさに首位攻防戦で、とにかく雰囲気が違いました。開始30秒でいきなり先制され柏のスピードと個人技に翻弄され続けますが、前半終了間際に同点、後半は2点のリードを奪われ、その後奇跡的に追いつきましたが、最終的にディエゴに決勝ゴールを決められあえなく敗戦しました。 11月26日 対 湘南(ウイング)△2-2 北本と朴を欠き苦しい布陣で、前半はいい形を作れませんでした。後半は、神戸にいい流れになるものの、有村・河本がそれぞれこの日二枚目のカードで退場。二人少なくても、一旦勝ち越したのですが、その後すぐ追いつかれ結局ドロー。昇格は最終戦に持ち越されました。 12月2日 対 仙台(ユアスタ)●1-2 勝てば自動昇格決定の試合でしたが、前半に荻のミスで失点するとあとは神戸のミスが目立ち始めました。後半に攻撃のメンツを投入するものの1点返すのが精一杯でした。結局、神戸は3位で終了し入れ替え戦に進むことになりました。 (入れ替え戦) 12月6日 対 福岡(ウイング)△0-0 主将アツが出場停止ということで、どうなることかと心配しましたが、河本・北本復帰により守りが安定、遠藤の起用で中盤にタメができ、いいときの状態に戻りつつあります。得点こそできませんでしたが、アウェイゴールを許さなかったので、優位に立ったといえます。 12月9日 対 福岡(博多の森)△1-1 アウェーゴール方式により、1-1の引き分けでもJ1昇格が決まるという試合でしたが、見事に期待に応えてくれました!! 前半は、双方とも無難な展開でしたが、後半に近藤が値千金のゴールで先制すると、ここから福岡の猛攻撃を食らいまさに防戦一方。布部のゴールで同点に追いつかれ、ロスタイムにもうやられたと思わせる場面がありましたが、必死のディフェンスで苦しいながらもJ1昇格をモノにしました。 (J2リーグ戦) 22戦14勝6敗2分 (入れ替え戦) 2戦2分 ジャンル別一覧
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